
hitoiki掲載スタイルのヒゲ解説(為になる)

ではhitoikiに掲載された今回のヘアスタイルとヒゲの解説を
BARNEYS BARBER’S SHOPのHEAD BARBERとしてお話します。
つかヒゲのお話をします。むしろヒゲのお話しかしません。
あーヘアスタイルの話? なんですかねそれ? うはは。
まーあれですよ。ヒゲ倶楽部の看板の元、ヒゲの活動をしてると、
撮影や取材で「実は僕が髪も切れるんすよ!うはー」って話すると
現場の皆さんが「へ~スゴイですねー」って非常に驚かれるんですが、
うん、ごめん。一応僕も床屋さん。
んで今回のスタイルは単純にナチュラルな8:2分けツーブロなので
普通の刈り上げが出来る理容店ならどこでも出来ると思います。たぶん。
っていうか、理容組合全店舗に配られちゃってるので、なんかほら、
偉い人達にこんなヘアスタイル載せやがってあーじゃねーこーじゃね~
と言われてそうですが、マジごめん。一応世界のトレンドっす。
そんなことよりもまずはヒゲとのバランスを兼ねた全体のイメージ像ですね。
プロ向けの展開図からのヘアプロセスではないんでザックリいきます。
というか普通の8:2分けのツーブロなので特になにもないっす。
因みに今回のスタイル撮影は僕もモデルさんもお互い忙しく、
撮影日前の仕込みが一切出来ませんでしたので、ヒゲも含めて
当日約1時間ちょいの短時間で仕上げています。まさにサロンスタイル。
(個人店ではなくバーニーズ店内の撮影なので時間の制約もあります)
ただ、メールでの打ち合わせ段階でお互いのイメージが思いっきり
リンクしてたんでいろいろと早かったっす。イメージの共有って大事。

まずスタイルですが、フルベアードを基本にクラシカルなヘアを合わせた
スタイルです。これはヨーロッパを中心にファッション業界でアメリカでも
流行り始めた実に男らしい力強いスタイルです。
今年のワールドカップでヨーロッパ選手の多くが大きなヒゲを
生やしていたのも記憶に新しいと思います。トレンドはヨーロッパから。
そこには永久脱毛やらでツルスベな肌の今の日本のナヨった若者的な
ゆるふわスタイルは存在しません。男の強さとダンディズムを強調した
とにかく「ヒゲありき」から、ヘアスタイルの全容を決めていく感じっす。
これこそ男のバーバースタイル。カミソリ・ハサミ・バリカンと
バーバー技術を結集させて作る迫力のあるヒゲの世界。
今まで築き上げたヒゲ倶楽部の世界観。そして世界のトレンドです。
ヒゲってのはある意味男尊女卑。そしてゆるふわスタイルなお子様たち
には真似できない硬派な男のダンディズムスタイルでございます。
口ヒゲは若干長さが足りませんでしたがヒゲ倶楽部的にカイゼル推し。
当然、ペンハリガンのバイオリア・ムスタッシュワックスを使用してます。
(マスタッシュワックス使用方法参照←クリック)
フルベアード部分は今回、頬とヒゲの境にきっちりとしたラインを付けず
頬ヒゲの部分に薄くグラを入れていきました。なぜキッチリとしたラインを
付けなかったかというと、僕のイメージしてたフルベアードよりも
まだまだ長さが足りなかったので、この状態で頬部分に
きれいなトリミングをするとヒゲが一気に小さく見えてしまう可能性もあり
迫力あるフルベアードが欲しかったのもあり、毛量を残すパターンに。
そしてアゴヒゲ下部はボックス調に角をつけ切り揃えたほうが
精悍さと清潔感も含めジェントルな男らしく迫力が増すのですが
これも長さが足りないので緩やかにラウンド調にしてまとめました。

それと、ただただ延々と伸ばしてりゃフルベアードになるかと言ったら
確かになりますが、それじゃ浮浪者っす。ヘアスタイルもヒゲもハサミを
入れてなかったらプロ必要ないっす。あからさまに伸ばしっぱなしの
ヒゲとかに対し「敢えて生やしっぱなし」と言い訳して、そんなデザインを
本に掲載するとかプロとして僕には本当に考えられないし(ま~いるけど)
まず、ヒゲ毛量も少なく顔の彫りが深くない日本人の顔には似合いません。
トリミングのないヒゲはプロを必要としないヒゲ。つまり経営者的に言うと
利益を生まないヒゲ&プロとしての責任感を放棄したヒゲです。
僕らヒゲ倶楽部はプロとしてしっかりとしたヒゲのトリミングを行うことで
日本における「ヒゲ文化」の確立、つまりヒゲの裾野を広げて行きたく
思っているので、まーそんな感じでビロロロ~~ンです。
つかアレですね。今回hitoikiでBARNEYS BARBER’S SHOPが提案したスタイル
「フルベアード+カイゼル+クラシカル」
は来年あたり理美容業界で著名な方々が業界誌含め
確実にオマージュしてくると予想しております。
まーBARNEYS BARBER’Sが提案云々というより世界的な流れですし。
とりあえず世界的なスペシャリティショップであるバーニーズニューヨークが
展開するBARNEYS BARBER’S SHOP by KAMISORI CLUB 148の
HEAD BARBERとして今回フルベアード&カイゼルスタイルの
トレンド発信源になれたのは光栄でございます。
ただ大きな難点として
今の日本でフルベアードはまだ早い
単純に世界のトレンドだけ追っかけると、失敗します。
まだまだ日本の社会でのヒゲ文化は未熟。ヒゲはNG!なそんな社会。
しかし、それを育てるのが僕らヒゲ倶楽部っす。ヒゲのことはヒゲ倶楽部。
ヒゲ文化の繁栄のため、どうか皆さまご協力をお願いします。
あ、そういえば昨日、僕が理容組合に入っていろいろあって
「お前みたいなのは組合にいらない!」と言ってた某役員さんが
hitoiki見て褒めてくださいました「前から応援してたよ♪」って。

これからも頑張ります。うへーい。
つづく
11月のお休み、BNY勤務日の予定はこちら↓
-----------------------------------------------------
【11月のお休み】
04日(火)
11日(火)
17日(月) 18日(火)
25日(火)
【11月のバーニーズニューヨーク横浜での勤務日】
01日(土) 03日(月)
06日(木) 08日(土)
14日(金) 16日(日)
19日(水) 22日(土)
27日(木)
全日とも9~12時までの午前中はBコレで営業。
14時から20時まではバーニーズNY横浜で仕事してます。
【12月のお休み(予定)】
02日(火)
09日(火)
15日(月) 16日(火)
22日(月)
【12月のバーニーズニューヨーク横浜での勤務日】
未定です。
全日とも9~12時までの午前中はBコレで営業。
14時から20時まではバーニーズNY横浜で仕事してます。
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twitterにて混雑や予約状況等、当店情報発信中!
BコレTwitter
Facebookもやってるんだぜ? やってないけど
横浜東白楽の路地裏で ヒゲをデザインするふざけた床屋
【公式サイト】 The 1on1 Shop Bコレクター by メンズオンリーサロン 【公式サイト】
西洋理容発祥の地、横浜で唯一ヒゲデザインを語れる
Bコレクターは、全国でセミナー活動を行っております。
横浜路地裏式レザーアートも始めました
BARNEYS BARBER’S SHOPのHEAD BARBERとしてお話します。
つかヒゲのお話をします。むしろヒゲのお話しかしません。
あーヘアスタイルの話? なんですかねそれ? うはは。
まーあれですよ。ヒゲ倶楽部の看板の元、ヒゲの活動をしてると、
撮影や取材で「実は僕が髪も切れるんすよ!うはー」って話すると
現場の皆さんが「へ~スゴイですねー」って非常に驚かれるんですが、
うん、ごめん。一応僕も床屋さん。
んで今回のスタイルは単純にナチュラルな8:2分けツーブロなので
普通の刈り上げが出来る理容店ならどこでも出来ると思います。たぶん。
っていうか、理容組合全店舗に配られちゃってるので、なんかほら、
偉い人達にこんなヘアスタイル載せやがってあーじゃねーこーじゃね~
と言われてそうですが、マジごめん。一応世界のトレンドっす。
そんなことよりもまずはヒゲとのバランスを兼ねた全体のイメージ像ですね。
プロ向けの展開図からのヘアプロセスではないんでザックリいきます。
というか普通の8:2分けのツーブロなので特になにもないっす。
因みに今回のスタイル撮影は僕もモデルさんもお互い忙しく、
撮影日前の仕込みが一切出来ませんでしたので、ヒゲも含めて
当日約1時間ちょいの短時間で仕上げています。まさにサロンスタイル。
(個人店ではなくバーニーズ店内の撮影なので時間の制約もあります)
ただ、メールでの打ち合わせ段階でお互いのイメージが思いっきり
リンクしてたんでいろいろと早かったっす。イメージの共有って大事。

まずスタイルですが、フルベアードを基本にクラシカルなヘアを合わせた
スタイルです。これはヨーロッパを中心にファッション業界でアメリカでも
流行り始めた実に男らしい力強いスタイルです。
今年のワールドカップでヨーロッパ選手の多くが大きなヒゲを
生やしていたのも記憶に新しいと思います。トレンドはヨーロッパから。
そこには永久脱毛やらでツルスベな肌の今の日本のナヨった若者的な
ゆるふわスタイルは存在しません。男の強さとダンディズムを強調した
とにかく「ヒゲありき」から、ヘアスタイルの全容を決めていく感じっす。
これこそ男のバーバースタイル。カミソリ・ハサミ・バリカンと
バーバー技術を結集させて作る迫力のあるヒゲの世界。
今まで築き上げたヒゲ倶楽部の世界観。そして世界のトレンドです。
ヒゲってのはある意味男尊女卑。そしてゆるふわスタイルなお子様たち
には真似できない硬派な男のダンディズムスタイルでございます。
口ヒゲは若干長さが足りませんでしたがヒゲ倶楽部的にカイゼル推し。
当然、ペンハリガンのバイオリア・ムスタッシュワックスを使用してます。
(マスタッシュワックス使用方法参照←クリック)
フルベアード部分は今回、頬とヒゲの境にきっちりとしたラインを付けず
頬ヒゲの部分に薄くグラを入れていきました。なぜキッチリとしたラインを
付けなかったかというと、僕のイメージしてたフルベアードよりも
まだまだ長さが足りなかったので、この状態で頬部分に
きれいなトリミングをするとヒゲが一気に小さく見えてしまう可能性もあり
迫力あるフルベアードが欲しかったのもあり、毛量を残すパターンに。
そしてアゴヒゲ下部はボックス調に角をつけ切り揃えたほうが
精悍さと清潔感も含めジェントルな男らしく迫力が増すのですが
これも長さが足りないので緩やかにラウンド調にしてまとめました。

それと、ただただ延々と伸ばしてりゃフルベアードになるかと言ったら
確かになりますが、それじゃ浮浪者っす。ヘアスタイルもヒゲもハサミを
入れてなかったらプロ必要ないっす。あからさまに伸ばしっぱなしの
ヒゲとかに対し「敢えて生やしっぱなし」と言い訳して、そんなデザインを
本に掲載するとかプロとして僕には本当に考えられないし(ま~いるけど)
まず、ヒゲ毛量も少なく顔の彫りが深くない日本人の顔には似合いません。
トリミングのないヒゲはプロを必要としないヒゲ。つまり経営者的に言うと
利益を生まないヒゲ&プロとしての責任感を放棄したヒゲです。
僕らヒゲ倶楽部はプロとしてしっかりとしたヒゲのトリミングを行うことで
日本における「ヒゲ文化」の確立、つまりヒゲの裾野を広げて行きたく
思っているので、まーそんな感じでビロロロ~~ンです。
つかアレですね。今回hitoikiでBARNEYS BARBER’S SHOPが提案したスタイル
「フルベアード+カイゼル+クラシカル」
は来年あたり理美容業界で著名な方々が業界誌含め
確実にオマージュしてくると予想しております。
まーBARNEYS BARBER’Sが提案云々というより世界的な流れですし。
とりあえず世界的なスペシャリティショップであるバーニーズニューヨークが
展開するBARNEYS BARBER’S SHOP by KAMISORI CLUB 148の
HEAD BARBERとして今回フルベアード&カイゼルスタイルの
トレンド発信源になれたのは光栄でございます。
ただ大きな難点として
今の日本でフルベアードはまだ早い
単純に世界のトレンドだけ追っかけると、失敗します。
まだまだ日本の社会でのヒゲ文化は未熟。ヒゲはNG!なそんな社会。
しかし、それを育てるのが僕らヒゲ倶楽部っす。ヒゲのことはヒゲ倶楽部。
ヒゲ文化の繁栄のため、どうか皆さまご協力をお願いします。
あ、そういえば昨日、僕が理容組合に入っていろいろあって
「お前みたいなのは組合にいらない!」と言ってた某役員さんが
hitoiki見て褒めてくださいました「前から応援してたよ♪」って。

これからも頑張ります。うへーい。
つづく
11月のお休み、BNY勤務日の予定はこちら↓
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【11月のお休み】
04日(火)
11日(火)
17日(月) 18日(火)
25日(火)
【11月のバーニーズニューヨーク横浜での勤務日】
01日(土) 03日(月)
06日(木) 08日(土)
14日(金) 16日(日)
19日(水) 22日(土)
27日(木)
全日とも9~12時までの午前中はBコレで営業。
14時から20時まではバーニーズNY横浜で仕事してます。
【12月のお休み(予定)】
02日(火)
09日(火)
15日(月) 16日(火)
22日(月)
【12月のバーニーズニューヨーク横浜での勤務日】
未定です。
全日とも9~12時までの午前中はBコレで営業。
14時から20時まではバーニーズNY横浜で仕事してます。
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横浜東白楽の路地裏で ヒゲをデザインするふざけた床屋
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